奈良
朱印シュイン番号バンゴウ A43
寺 社 名 宝山寺
ベツショウ etc 生駒聖天
トコロ ザイ 奈良県生駒市門前町1番1号
     生駒山
サン オガ H27.12.09
宗   派 真言律宗
オモな札所 神仏霊場巡拝の道 第29番
  真言宗十八本山13番
  近畿三十六不動尊29番
ホン ソン 不動明王
特記トッキ事項ジコウ
近鉄奈良線の生駒駅からケーブル(鳥居前
駅)に乗り、宝山寺駅で下車し、南西へ500
の所にあります。寺は生駒山の中腹400m程
の所にあり、参道はきれいに整備されてい
ますが、結構長い階段を上ります。この生
駒山は、巨巌や奇石、幾つかの窟から成る
般若窟があります。寺伝によれば、役行者
が梵文般若経を書写して納め、弘法大師も
若いころ修行しました。宝山湛海律師は歓
喜天に対する修法に優れ、大和葛城山麓の
山林で千日不出の木食行を続け、その千日
目近くに、行を完成するにふさわしい山と
して「生駒山の存在」を、不動明王に暗示
されました。1678年に湛海は数人の弟子と
生駒山に入り、村人や郡山藩家老らの援助
と協力により、念願の仮本堂が完成し、寺
名を大聖無動寺と号しました。その後、湛
海は大聖歓喜天を山の鎮守に仰ぎ、益々の
修行と理想の密厳浄土建設を目指しまし
た。また、仏像彫刻や仏画制作の基本知識
や技術にも優れ、本堂の本尊はじめ多くの
作品を今に伝えています。生駒の伽藍は約
十年でほぼ完成し、名を寳山寺と改めた。
奥の院への参道は山岳宗教らしく静寂な神
秘的な感じがします。
    
 

 


   

 

生駒ケーブル 参道階段

鳥   居    金 剛 殿

惣  門     地 蔵 堂

七 福 神     鐘つき堂

中   門     手 水 舎
 

本   堂     歓喜天鳥居

線香場から聖天堂拝殿     奥の院への入口

観音堂・太師堂・多宝塔・奥の院などへの入口になります

文 殊 堂     常 楽 殿
 

 

観 音 堂     水神さん

烏枢沙摩明王     遥 拝 所

多 宝 塔     五社神社

大 師 堂     奥の院への参道
 

奥の院手水舎     奥の院本堂
 

奥の院開山堂    奥の院の祠(?)

奥の院大黒堂     境内全景

般若窟の弥勒菩薩像     般若窟の祠

生駒山の山腹に露出する奇岩は般若窟といわれ、山岳宗教の対象となっています

役小角が般若経を納めたと伝えられています